体脂肪って悪いもの??
体脂肪って悪いものなのか??
日本は特に食べ物に不自由しないせいで、飽食の時代と言われ肥満問題を中心に体脂肪に関する書籍などが数多く出回っています。
それらの書籍を一通り目を通してみると、
【体脂肪は病気の原因になる】という話題にだけフォーカスされています。
つまり体脂肪=悪いものという認識が皆さんにもあるのではないでしょうか!?
そこで、今回は体脂肪は本当に悪いものなのか考えてみました。
まずはじめに体脂肪は健康を維持するために重要な役割をになっているという事を覚えておいて下さい。
悪い面だけが注目されているようですが、良い面もあります。
人間が生きていくためには、エネルギーが必要です。エネルギーとは、炭水化物・脂肪・タンパク質から得られます。
主な役割として、炭水化物は日々の生活の中で消費され、タンパク質は体の成長や修復のために使われます。
では、脂肪は?
これは、いざという時に威力を発揮するんです。
脂肪は、炭水化物やタンパク質の2倍のエネルギーを出すことができます。それに体の中にたくさん蓄える事ができます。
蓄えすぎてしまうと肥満になってしまいますが・・・
体重が60kgの人を例にあげると、その人の体脂肪ではフルマラソンを40回以上走り続けるだけのエネルギーが蓄積されています。
車に例えるなら、脂肪がガソリンで、タンパク質がオイルで、炭水化物がバッテリーでしょうか!?
車のメカニックの事はあまり詳しくないので、あっているか分かりませんが、なんとなくこんな感じになります。
例えば、体脂肪を気にするあまり平均より痩せている人は、脂肪というガソリンがないために、ガス欠ギリギリまで走り続けてしまい、タンパク質というオイルを余分に使ってしまいます。
そのため、オイルが必要以上に減少すると車の働きが悪くなりますよね。オーバーヒートとかするのかな??
人間に例えると、脂肪のかわりにエネルギーをタンパク質からとると、当然ガタがきます。
ですので、平均値の脂肪が必要なんです。
バリスパのお客様へ~
いつも、私は皆さんに痩せる方法とか、体脂肪の話しをしますが、この記事を読んで【脂肪は大切なんだ!!】と安心しないでくださいね!!
あくまで、平均が大切です。
これからも、平均値を上回っている方には断食やトレーニングを続けてもらいます(笑)