形と印象
今回は、美容師として美についてお話ししていきます。
知っている方も多いと思いますが、私は10数年美容師として普通に働いた後にバリ島に行きエステティックと出会いました。
バリ島の美容室は、一階がカットスペースで二階がエステ室というように、どんなに小さなお店にも美容室とエステが一緒になっています。
そのため、私は近い将来にバリ島みたいなお店を出そうと考えています。
少し、話しがズレましたが・・・
カッコイイ、可愛い、ヘアスタイルってどんな形か分かりますか?
毎年、雑誌などでは今年の流行が発表され、【○○カット】が今年の流行!!みたいなフレーズをよく目にします。
私が思う、カッコイイ、可愛いヘアスタイルとは、高級感があり、自然で、少しのインパクトがあるヘアスタイルです。
街のデザインを見ても分かると思いますが、例えば車。
カッコイイ車って、ボディーのラインがなんとも言えない形で高級感があり、魅力的ではないですか?
人間て誰しも、安っぽい感じより高級感が好きだと思います。
それと、自然というのがとても大切です。
私も、美容師になる前はよく、いろんな方にカットしてもらっていましたが、自分の感覚で途中の段階の方がカッコよく見える事ってよくありました。
どうして、美容師さんは、ココを切ってしまうんだろう??といつも感じていました。
ようは、美容師としては、張り切りすぎて作りこみすぎてしまう傾向にあるのです。
作りこみすぎたデザインは抜けがなく、どこかかたい印象を与えます。
それは、接客でも言えることですが、男性エステティシャンのお店にきて、仮に私が一流ホテルのスタッフみたいに【今日は、~でございますね。】という感じで接客をしていたらどうでしょうか?
皆さん、ただでさえ緊張していらしているのに、余計に緊張してリラックスなどできないのではないでしょうか!?
私は、これまで様々な人を見てきました。
いつの時代もカッコイイデザインを作り、人を魅了していた私の先輩達は、お客様に対しても私に対しても自然体で接してくれました。
このように文章を書いて読み返してみると結局、何がいいたいのかまとまりませんが、あまり肩ひじ張ってカッコつける人生よりもデザインからも分かるように、ありのままの自然体の自分を引き出して生きた方がいいです。
そうすると、それが高級感という自分のオリジナルのブランドになり、人に与えるインパクトになるのです。
そのためには、たくさん自分の目でカッコイイモノを見て感じて下さい。