メイクの洗い残しはシミの原因になる??
私は、エステティシャンとして日々、様々なお客様と向き合っているのですが、それと同時に美容師でもありますので髪の事やメイクの知識もあります。
美容師として若い頃は、毎週火曜日の定休日の時に資生堂にメイクのレッスンを受けに行ったものです。
そこで今回は、クレンジングの知識についてお話ししていこうと思います。
もちろん、女性は少なからず毎日のようにメイクをしていると思うんですが、それは人それぞれのメイクの仕方がありますので一概には言えませんが、クレンジングはしっかりとしていますか??
クレンジングは、普段使う化粧品の中で最も肌への負担が大きいので、慎重に選びたいものです。
現在では、クリームタイプ・オイルタイプ・ジェルタイプと様々な種類が発売されていますが、皆さんはどのタイプを選んでいますか??
一つずつ見ていきましょう。
★クリームタイプ
肌の事を考えるなら、油分が多すぎず少なすぎずのクリームタイプがおススメです。しかし、若干ですが洗浄力が弱い感じもしますので薄化粧の方なら問題ないでしょう。
★オイルタイプ
もともとオイルタイプは舞台化粧のような濃いメイクを落とすためのもので、スッキリと落とす事はできるのですが、多量の界面活性剤を含んでいるので、肌への負担は大きいと言えるでしょう。
★ジェルタイプ
ジェルタイプは油分の代わりにアルコールを使っている場合がほとんどなので、選び方が難しい感じです。もし仮にアナタがジェルタイプを使っているのなら、透明のタイプではなくクリームとの中間の乳白色のものの方が肌を傷めずにすみます。
★拭き取りタイプ
最近ではCMなどで、よく拭き取りタイプのウェットティッシュのような商品を目にしますが、手軽さゆえに防カビ剤なども含まれているので、肌への負担は一番大きいと言えるでしょう。旅行先などで、困った時だけに使用した方が無難でしょう。
たまに、ノーメイクの日にもクレンジングをしてから洗顔をする方がいるみたいですが、この場合、肌へのダメージはかなりのものです。
なぜなら、メイク落としはメイクを落とすだけのために作られていますから、メイクをしていない日に使用するのはダメージでしかありません。
最後にメイクの洗い残しはシミの原因になる??という話しですが・・・
化粧品の顔料は粒子が非常に大きいので、皮膚の中には吸収されません。しかし、化粧品の成分は油脂ですので肌に残ると酸化して皮膚の老化を促す場合があります。
これは、髪にも言える事なんですがよく【私はドライヤーを使わないで自然乾燥よ!!】という方も多いのですがこれは非常に良くない事です。髪が濡れたまま寝てしまうと、枕に付着しているダニやバイキンなどが髪や頭皮につきやすく頭皮環境をわるくします。
例えるなら、プールサイドのコケのようなものです。微生物とかってああいう湿った環境をエサにして成長しますよね。それを毎日くりかえしている感じです。それに濡れているという事は、髪のキューティクルが開いている状態ですので枕などにこすれると、ダメージの原因になります。